AIとのチャットから生まれた、毎日新しい記事が生まれるメディア
Claude Codeとの日々のチャットから、記事ネタが自然と溜まる仕組みができた。そこから始まった実験メディアの話。
3月、新しいことを始めたくなる季節に、ひとつ実験を始めてみることにした。
AIと一緒にメディアをやってみようと。
そう思えたのは、意図せず構築された手元の環境のおかげだった。
Claude Codeのターミナル版——ここでは敬意を込めて「玄人」と呼ぶことにする——を何となく触り始めて、約6ヶ月。当時はまだなかった機能だが、今ではMEMORY.mdというファイルで、自分好みに動作させることができるようになった。
MEMORY.mdとは、マークダウン形式のファイルにそのプロジェクトの暗黙知やルールを書いておき、玄人をそのルールに沿って動かすというもの。
ただ、マークダウン形式のファイルを書くことに不慣れだった自分は、どうにかして効率的にMEMORY.mdを書けないだろうかと考えていた。
あれ? そうか。玄人はファイルの読み書きができるわけだから、チャットの中でうまくいかなかったことを、自らMEMORY.mdに書いてしまえばいいのでは?
ということは、まず会話のログを拾えるか聞いてみよう。
さっそく玄人に聞いてみた。
「チャットのログは拾える? その中からつまずいたことを抽出して、MEMORY.mdにルールとして書いてくれる?」
玄人は少し考えて——
「できます。」
この一言で、自分と玄人のチャットでのつまずきが、MEMORY.mdに自動で溜まるようになった。
しばらくチャットを続けていたある日、ふと思った。
「チャットのログが拾えるなら、あるテーマに沿った会話を拾って、それをもとに原稿が書けるんじゃないか?」
さっそく聞いてみると、こちらも問題なくできるという。
そこから、玄人とチャットするたびに会話ログが溜まり、記事ネタも自動で蓄積される仕組みができあがった。
普通なら「よし記事書くぞ、どんな内容にしようかな」と机に向かうところが、日々のチャットの中で自然とストックされていく。
このメディアでは、そうやって溜まった記事ネタをどんどん投稿していくつもりだ。チャットの中での気づき、ちょっとしたコツ、6ヶ月の中で体験したこと。惜しみなく。
AI旋風が吹き荒れる中、この流れにうまく乗るためのヒントを、みなさんとシェアできたらと思っている。
ちなみに、この原稿ももちろん玄人に最終調整してもらった。
AIに質問して答えをもらう時代から、AIを育て共に作る時代へ。
玄人が、いいビジネスパートナーになりつつある。